Intermediation Family: ミニチュアを使った仮想空間共有システム

. 建築分野など空間レイアウトをデザインする現場では、空間表現の高さから 3 次元コンピュー タグラフィックス (3DCG) で構成された仮想空間を用いて設計することが多い。加えて、設計 のみならず、仮想空間で設計した空間レイアウトを設計依頼者など複数人で検討する状況も 多々あるが、従来のキーボードやディスプレイでの使い方では複数人で仮想空間を共有しづ らいという問題がある。本研究では、このような空間レイアウトを検討する目的での仮想空 間共有する手段として、ミニチュアモデルの考え方を取り入れたタンジブルインターフェイ スと多視点を用いた、複数人での仮想空間共有ワークスペースを提案する。

Designers usually make spatial designs using three-dimensional computer graphics (3D CG). In addition, they need to share their works among multiple people including their clients. However, it is difficult for them to share the designs using graphical user interfaces. We propose a workspace that allows multiple users to share the spatial design smoothly using our tangible interfaces.

田中 康二郎, 三河 正彦, 藤澤 誠 / 2020年
Kojiro Tanaka, Masahiko Mikawa, Makoto Fujisawa / 2020